グレアムとバフェットの安全域の考えを用い、米国株・日本株へバリュー投資を行うブログです
米国経済は堅調そのもので、連日の最高値更新に沸いています。 北朝鮮リスクや中国の不良債権など、つい先日まで真剣に語られていた様々なリスクはどこにいってしまったのかという好調ぶりです。 さて、今回は火事や雷と同じく、忘れたころにやってくる暴落時の株式市場システムに...
前回はベライゾン・コミュニケーションズが、通信業界特有の問題である高い設備投資費用と過剰な競争状態によって、長年にわたり業績が伸び悩んでいることをお伝えしました。 今回はそのような状態にある同銘柄の、投資における安全域を考察していこうと思います。
今回は米国通信業界2位の大手企業、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)を考察していきます。 数社により寡占化されている米国の通信事業セクターの銘柄は、その寡占の事実と高配当によって、日本の投資家にも人気の銘柄だと思います。 同社は、1980年代に米国で圧倒的な...
ソフトバンク・ビジョン・ファンドというファンドが米国市場でも話題となっています。 ソフトバンクの孫正義氏と、サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)によって設立され、主な出資者はPIF 450億ドル、ソフトバンク 250億ドル、ムバダラ開発公社...
私、お金が好きです。 厳密に言うとお金を使うことにはあまり興味がありませんが、お金が貯まっていくのを見るのが好きなのです。 ですので、株式投資を考えていくのは好きで仕方がありませんが、それとは別に小銭を貯めるのも大好きです。 株式投資...
米国株に比べて日本株ではたくさんの株主優待があります。 米国株にもしあれば、コカコーラやP&Gの製品ならばぜひ毎年もらってみたいところですね。私の場合だと、ホーメルフーズのSPAM缶が大量に送られてくることになりそうなので勘弁願いたいところですが(笑)。 ...
今回は10月18日付のアメリカン・エキスプレスの第三期決算を見ていきます。 決算内容は、まずまずでした。 売上高は前年比5%増、純利益は19%増、EPSは前年同期1.2ドル → 今期1.5ドルへの増加でした。 同銘柄は、年初来20.51%という高い株価の上昇を示...
前回のこのシリーズでは、(1)利上げ局面に当たり金融セクターは業績改善が見込まれること、そして、(2)同セクター全体が割安なものとして放置されているため投資妙味があるだろうこと、しかし、(3)金融株の個別投資ではその決算報告書が難解であるため困難を伴うだろうこと、それ故、金...
米国市場の好況が続いています。S&P 500指数は日々最高値を更新し続け、その天井は未だ見えません。 それを受けてFRBは市場のバブルを懸念し、次第と政策金利を引き上げつつあります。 一般的に利上げは景気全般に対する冷や水となります。利上げにより、資金調達...
前回までは、アーリーリタイアに対して備えるべき資産準備に関してお伝えしてきました。 今回は医学的見地から、アーリーリタイアした際の健康面の問題を考えていきます。
私、身長170cmくらいで体重は60kg少しと中肉中背の体格をしております。 しかしながら、10数年前の研修医時代は体重は80kgくらいと立派なメタボでした。 久しぶりにスーツでも着ようかなと引っ張り出してみると、当時着ていた服はもはやまともには着られません。ケチケチ...
このブログに来られる方の多くは米国株投資家ではないかと思います。 高齢化による経済の低迷が容易に予想される日本に投資する気は起きない、という方が多いのではないでしょうか。 日本株の低ROE、株主への利益還元姿勢の欠如(配当・自社株買いを行わない傾向にあること)、また...
米国投資を始めとした海外への投資は、英語が良くわからないからちょっと、と敬遠される方もおられます。実際、ちょっととっつきにくいですよね。 実際に投資に必要とされる英語力はどの程度のものなのでしょうか。今回は米国投資に要求される語学力を考えていきます。 投資に当たって読...
さて、今回はアーリーリタイアに必要な資産額を具体的に考えていきましょう。 前回までにお伝えしたように、アーリーリタイアした場合は、その後の人生において給与所得というインフレヘッジを使うことが出来なくなります。 そのため、(インフレ率 + 生活費)を長期の運用で継続的、...
前回は、下記のアーリーリタイアの問題点を考察しました。 (1) 給与所得が消失し、かつその状態で固定すること。 (2) 円建てで準備した資産は、リタイア後にインフレによって価値を毀損する可能性があること。 (3)リタイアが早いほど、この状態が長く続くため長期に渡り...
アーリーリタイアが世間では話題です。 早いうちから貯蓄を行い、40代-50代の早期で退職して、その後は慎ましい暮らしを続けるという生活スタイルです。 私も普段、医師として仕事をしていると、時には治療がうまく行かないこともあります。医療の場合は、対象の病気というも...
インフルエンザワクチンは広く接種されています。毎年秋口のこの季節になると接種しに病院に行く人も多いのではないかと思います。 罹患すると高熱が出て、大変につらいのがインフルエンザですので、ワクチンで避けられる、ないし軽症にすむ可能性があるのならば大変に助かるものだと思いま...
10月10日、ウォルマートは、来年度の米国での電子商取引の売上高が40%増となる見込みを示しました。更に、以前から進めていた食料品のオンライン注文の受け取りを扱う店舗数を1000店舗増やし、現在の2倍とする計画を発表しました。 これにより来年度、全体の売上高は3%以上...
いつも当ブログをご覧いただき大変ありがとう御座います。 8月10日から開始した当ブログも早2か月を迎えました。この1か月間のPVは17000と前にも増して沢山の方から当ブログを訪れて頂き、嬉しい限りです。 こちら、山手では初雪が早くも舞い始めた北海道から、全力で...
どの仕事でも年をとると耳が遠くなり、時に仕事に不都合が出てくることがあると思います。 当院にもそんな悩みを持つ医師が一人います。 ある月曜日の午前です。消化器内科外来の方で何やら大声が聞こえます。 A医師「 これは胃腸炎ですねー!様子を見ていいと思いますよー! ...
あまり他人には資産内訳を話しませんが、米国株へ多額の資金を投資していることを知った人は、「投資は余剰資金でやるものだよ」、「殆どをドルというのは極端ではないか」と言います。年配の親戚からはなんだか怒られて説教されてしまうこともあります。 何だか悪いことをしているかのような...
前回はプロクター・アンド・ギャンブルが激しい競争に晒され、ここ10年ほどの売上、純利益、EPSなどが殆ど伸びていないという、同社の苦境をお伝えしました。 ※MSNマネーより引用 PGの5年間の株価チャート さて、そんな中でも同銘柄の株価はV字回復の最中にあるよう...
今回は世界最大の一般消費財メーカー、プロクター・アンド・ギャンブルを考察していきます。 生活消費財は不況時にも殆ど売上が落ちない防御的なセクターです。その中でも本銘柄は60年以上の配当の連続増配を行っていることも併せて、ポートフォリオのボラティリティを低く抑えたい長期投資家...
実は妻も医師をしています。 女医って皆さんどんなイメージがありますか。気が強いツンデレ系?クールで美しいお姉さま?人によってイメージはそれぞれではないかと思います。 今回はリアル女医の一人を追ってみます。 女子力 朝、妻が上機嫌に起きてきます。 私...
10月4日付 Bloombergのインタビューでウォーレン・バフェットは議会の税制改革論議を注視しているとした上で、下記のように述べました。 税制改革の結果によって、その結果がいずれであっても売り買いのいずれの側で行動をとることになる。大いに利益が乗っている銘柄があ...
米国経済が堅調です。 10月2日に発表された9月のISM製造業景況指数は60.2と、めったに見ない60台の大台を付け、2004年5月以来13年ぶりの高値を付けています。 また、税制改革への楽観的な見通しを受け、S&P500種は連日過去最高水準にあります。...
10月1日ラスベガスで銃乱射事件が発生し、少なくとも50名以上が死亡する事件が起こりました。 ホテルの上層階から屋外のコンサート会場に向けて機関銃を乱射して犯行に及び、警察は容疑者を即刻射殺したとのことです。 日本人観光客にとってもラスベガスは人気のスポットです...
今回は、当ブログの2017年8-9月の四半期決算を報告させて頂きます。 ちなみに当ブログ開設に合わせ、前回の決算報告が7月末までの集計だったので、今回は中途半端に2ヶ月間での報告ですが、次回以降は3ヶ月毎、年4回でお伝えさせて頂きますね。 10月1日時点の総資産は27...
PBR( Price Book-value Ratio:株価純資産倍率) を、皆さん投資に活用していらっしゃるでしょうか。 現在の米国市場は強気相場が長年に及び、NYダウやS&P 500指数も日々高値を更新し続けています。こういった好調の相場では、売上高やEP...