グレアムとバフェットの安全域の考えを用い、米国株・日本株へバリュー投資を行うブログです
昨日は朝からJアラートを目覚まし代わりに、早朝から叩き起こされた人も多かったのではないでしょうか。 私は北海道に住んでいますが、朝からJアラートで叩き起こされ、戦略的にあまり価値がないこちらにミサイルを飛ばすのは迷惑なことだ、と寝ぼけた頭で考えていました。
「倹約」という言葉がバークシャー・ハサウェイには貼ってあるそうです。かの大富豪も生涯続ける倹約には果てはありませんが、さしあたって金額の目標を決めたいと思う方もいらっしゃると思います。 多くの方が興味を持たれるアーリーリタイアを達成するにはどのくらいの投資額が必要なのでし...
生命保険を契約されている方は多いのではないでしょうか。万が一の事態に備え、家族の生活のバックアップを考え加入されている方も多いと思います。 資産運用のためには、投資元本の最大化が重要となります。米国投資は年10%前後の利回りを長期間かけて運用することで資産増加を図るため、...
ケチケチするほど金は貯まる、とはウォーレン・バフェットの言ですが、投資元本を確保するためには節約して資金を捻出しなくてはなりません。 過去の実績から言いますと、S&P 500に投資しそのまま配当金の再投資を続けるだけで10.85%/年の利回りが得られます。例えば1...
インデックス投資の開始時期を前回は考察しました。今回はバブルに向かいつつある米国株での適切なETFの保有率に関して検討していきます。
インデックス投資が人気です。高い過去の利益水準(S&P 500指数の過去データでは年利回り10.85%となります)、主要なヘッジファンドがインデックスをアウトパフォーム出来なかった成績、また個別株の倒産リスクを回避出来ることが追い風となり、多くの個人投資家・機関投資家が...
前回に続き、ナイキの企業価値に関して考察していきます。 私は投資に当たり、メアリー・バフェットの方法を用いて10年後の予測株価を求める手法を取ります。
ナイキ(NKE)は誰もが知るスポーツブランドです。その知名度と成長性から、かつてはグロース銘柄の代表格として知られました。 ここ最近の同銘柄の株価は低調に推移し、近年の市場の関心はFANGと呼ばれるIT銘柄に移っているようです。移り気な市場の判断は正しいのでしょうか。 ...
不動産、金、コイン 、切手、美術品、ワイン、果てにはビットコインと様々な資産運用法が有ります。これらは資産運用の対象となるのでしょうか。 今回はバリュー投資の観点から、株式・債券以外の資産運用に対する私見をお伝えしたいと思います。
「株式投資の未来」を始めとしたジェレミー・シーゲルの著作は、日本で米国株投資を行われている投資家の間では広く読まれていると思います。 私は医療統計学を用いた医学研究を行っております。彼の研究成果を投資方針に反映させるにあたり注意すべき事項があると考えますので、今回は統計学...
バフェットは自身の遺産を、90%をS&P 500に連動したETF、残りの10%を米国短期債で保有するように遺言しています。この文言の前半は納得できるとして、後半の米国短期債10%は何だろう?なくても良いのでは?と思う方も居られるのではないでしょうか。 低金...
前回に続き、IBMの本質的価値をバフェット銘柄以外の計算方法で考察していきたいと思います。 直近のIBMの決算報告書です。戦略分野の売上成長率は2014 → 2015年は16%、2015 → 2016年は13%であったものが、年5%まで低下しています。 戦略分野が現...
米国投資家の方は、一度はIBMの株式購入を検討されたことがあるのではないかと思います。バフェットがコア銘柄の一つとした有名な銘柄です。 バフェットが同銘柄に対する売りを開始してから株価は下落の一途を辿っています。市場はPER 11.83倍と同銘柄を見放しているようです。 ...
食品株の安値が続いています。 原因として、多くのメディアでアマゾンのホールフーズ買収による投資家の業績懸念が挙げられていますが、果たしてそうでしょうか。
クレジットカードを使っていると感じます。 カードにもよりますが、支払いの遅延さえなければノーリスクで使用額に対する、0.5-1.5%位のポイント(=金利)が付きます。 これは元本保証型の債券に性質が似ているのではないかと 。
たばこ関連銘柄が人気です。 フィリップス・モリス(PM) PER25.45 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI) PER21.32 かつてPER10台が当然だった、不人気の代表銘柄が、長い雌伏の時を経て多くの投資家に支持されています。たばこ銘柄の優れたファン...
弱気相場が続いています。 S&P 500の終値は、直近の高値から1.8%安の2441です。 米国小型株の指標となる、ラッセル2000の終値は、直近の高値から1.86%安となっています。 弱気相場がいつまで続くのか、といいますと答えは誰にも分かりま...
前回に続いて現在の適切なキャッシュ・債券のポートフォリオ内の比率を考えていきます。まずは、今の米国市場と金利を整理してみますね。 現在、S&P 500の平均PERは24.7のため、期待利回りは4%です。そして現在のFFレートは1.25%です。 つまり現在の市況で...
投資の偉人たちはキャッシュ・債券の保有にどのようなスタンスをとっていたのでしょうか。ちょっと過去を振り返ってみてみることにしましょう。 ベンジャミン・グレアムは資産の半分を優良債券、半分を株式として保有し、さらにその比率は個々人の資産運用に対する考えによって変更されるべきと...
株式の利回りは、株式最大のライバルである債券との比較が常になされます。 米国債は特に金利が3 → 4 → 5%と上昇してくるとやがて株式の強力なライバルになります。今は低金利でドラゴンボールのヤムチャよろしく忘れさられていますが、金利が上昇するとベジータなみの強さで復活して...
現在の市況を見つつ、思うことがあります。 現在の米国市場は過去最高値を更新し続け、S&P500の平均PERは24.7と歴史的にも高値を取っています。この高値の中で、投資家はいかに資産のポジションをとれば良いのか?ということです。 これほどPERが高いところ...
2016年に アメリカン・エキスプレスへ複数の 逆風が吹きつける中、集中投資を行った根拠を今回はお伝えします。 価格面の安全性 私は投資判断を行うにあたり、メアリー・バフェットの方法による株式の本質的価値の評価を 行っています。 当時の購入条件(当時のEPS と株...
アメリカン・エキスプレスはウォーレン・バフェットの主力銘柄の一つで、本ブログを訪れる方なら誰もが知る強力なブランドでしょう。 同銘柄は 私の主力銘柄でもあり、一時期は資産の65%を本銘柄で所有していました。 本シリーズでは、私のアメリカン・エキスプレスに対する投資根拠、特...
私のドル建て資産の推移になります。 ここ2年での総リターンは、キャッシュでそのまま保有していた場合と比較して、 7月末時点で+ 22.2%となっています。 ポートフォリオ内でのキャッシュないし米国債の比率を20%程度とし、給与所得や配当金で買い増しを続けるという、...
はじめまして。小塚 崇史です。 当ブログで はバリュー投資、特にバフェット・グレアムの方法を用いた主に米国への 株式投資を行います。また本質的な価値よりも安いと考えられた場合には債券投資も織り交ぜつつ投資を行っていきます。 私自身は、日本株のネットネット銘柄...